大好きな「古いもの」について
「古いもの」を愛すること
わたしは古い道具・雑貨類に触れるのが好きです。
と言ってもそんなに沢山買い揃えているわけでもなく、集め出したのは数年前から。
お給料が入ったら古道具屋さんにいそいそ出掛けて行ったり、
不定期で開催される蚤の市に行ったりして、
手に取ってみて気に入ったものを少しずつ家に迎えています。
年代がどうでスタイルがどうでコレクション的にはこうでこれがこう珍しくて…
ということについては正直なところ学んでいませんし、詳しくわかっていません。
この無学さよ。
だからなのか、わたしは「アンティーク」「ヴィンテージ」「ブロカント」といった言葉*1を使うのに何だかいつも気後れしてしまいます。
そこで、わたしはいつも「古いもの」という呼び方をしています。
Instagramでよく使うタグも「#古いものが好き」です。
これまで誰かの元にあったものが、色んなところを巡り巡って
いまこの時に自分の手に取られているんだなあと考えると何だか物語を感じますし、
昔はどこにあってどんな風に使われていたのだろう、と思いを巡らせる時間がとても好きです。
(続きます)
最近買った「古いもの」
小さな瓶(イギリス)
古いガラス製品を見ると思わず手に取ってしまう。
インクか薬品かが入っていたのかしら。
ころんとしていて可愛らしく、手に持ってお店の中をうろうろしていたところ、
日が当たると虹のように光を反射することに気付いてますます気に入り、
購入することにしました。
写真は夜撮ったものなので、全然様子が違うんですけれども。
ジャムポット(イギリス)
ジャムポットは前からいい感じのものを探していて、
今回ちょうどよいものがあったので念願のティースプーン立てにしました。
ポットの上のほうには溝があるのですが、
これは、紙製の蓋をワックスペーパーで包んで針金や糸で留めていためなのだと
何処かの雑誌で読みました。
細かい縦線の模様も手触りがいいです。
似たようなポットが2つあり、手に取ってよく比べ、模様がより多く表面に出ているほうを選びました。
「古いもの」を買う時に心がけていること
基本的にわたしは古いものでも生活に溶け込むものが好みで、
綺麗に磨いて眺めるよりかは実際に使っていたいという思いがあります。
なので出来るだけ「我が家でどんな風に使えるか」「どこに置けるか」を具体的にイメージしてから
購入するようにはしています。
生活用品や雑貨はありすぎても置く場所も使い道もなくなってしまうので、
あまりぽんぽん買わないよう、最近は特によく考えてからにしているところ。
可愛い!買います!!!みたいな買い方を減らしたい。
それから、わたしには「古いもの」についての知識がないので、
お店の方にその品物について詳しく聞くようにしています。
それが本来はどんな用途のものなのか、どこの国のものなのか、
今までどこにあってどんな風に使われていたものなのか、どんな風に見つかったのか、など。
既に書きましたが、そういう話を聞いてその「古いもの」がどんな旅をしてきたのか、
物語に思いを馳せるのも楽しいです。
まだ初心者ですが、ちょっとずつお気に入りのものに囲まれた生活が出来たらいいなあ。
(求むインテリアコーディネートセンス)
*1:これらの言葉は使い分けが必要ですしね。 詳しく説明していらっしゃるショップさんのページを貼っておきます。 www.carmona-co.com giniroantique.com